酸化グラフェンナノシートを重ねるだけで、シート間に”圧力”が発生することを発見!(大谷助教(A01公募))

熊本大学大学院先端科学研究部の速水教授、大谷助教(A01公募)、磧本悠佑さん(2017年3月同大学院卒業)のグループは、グラフェンによく似た“酸化グラフェン”ナノシートを重ねるだけで、シート間に圧力が発生することを発見しました。更に、熱処理により層間距離を縮めると、より高い圧力がかかることを明らかにしました。 本成果は、膨大なエネルギーを使わずに高い圧力をかけることができる画期的な手法として、平成29年9月22日(金)の日本時間18:00にNature Publishing Groupの科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。

Tuneable pressure effects in graphene oxide layers

熊本大学プレスリリース