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本領域の目的

酸化物を中心とした材料設計は、これまで電子部品、電池、ディスプレイなどの様々な産業を支えてきました。しかし、膨大な数の元素があるにもかかわらず、材料設計上は配位構造が限られており、新たなアプローチの出現が望まれていました。本領域では、従来の金属イオン(カチオン)中心の材料設計に対して、アニオン中心に設計していく複合(混合)アニオンという概念を提唱し、新たな配位構造により、機能開発に新しい次元をもたらします。しかし、複合アニオン研究は、合成方法が未確立、水素や酸素、窒素などの軽元素であるため解析手法が乏しい、機能開発に関する知見不足、分野ごとの取り組みが散発的で統合されていないなど様々な課題を抱えています。本領域では、合成・解析・機能の3班体制で緊密に連携し、これらの課題を克服するとともに、新学理の創出へと結びつけていきたいと考えています。
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